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台風の今日・・・・

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久しぶりに千葉県に上陸した台風。
この台風9号は猛烈な雨と風をもたらし、東北方面へ去っていった。

そんなわけで、事務所から一歩も出ずに事務処理の仕事をしているとスマホの着信音が突然鳴り、出てみると昔のサラリーマン時代の同僚「O君」からの電話で、朝から千葉市内での仕事があり、台風に備えて昨夜からビジネスホテルで一泊し、仕事を終えたことから横浜の自宅へ直帰するが、久しぶりに会わないか・・・とのこと。

もちろん快諾し、7年ぶりの再会を果たした。

彼とは約5年間を同じ支店で働いたが、「努力に勝る天才は無し・・」を地で行くような男で、どんなにキツイ仕事であっても、弱音や不平不満などを一切口にせず、コツコツ仕事をこなす姿勢には、同期でありながらいつも感心していた。

また、彼は「弓道」の名手で、学生時代には「国体」の出場経験もあり、現在でも週3回は稽古に汗を流しているそうで、努力を惜しまない彼の生き様は今でも変わっていない。


約2時間ほど歓談し、再会を約束して彼は横浜へ帰って行ったので、途中だった残務を終わらせ自分も早めの帰宅すると、先日ネットで注文した書籍「武具コレクション・・国立歴史民俗博物館資料図録」が届いていた。

この本は同博物館が所蔵する「武具」を収録したもので、常設展示されていないモノまで紹介されているので興味深い。

明後日は「スモールボアライフル」の射撃練習を行う予定である。


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射撃を楽しみ末長く継続するために・・・・

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よく射友や猟友から「年間で何発くらい撃つの・・・?」と聞かれる。
1年で何発撃つか・・なんて意識もしていないのだが、改めて「弾の管理簿」を見ると「大口径ライフル」と「スモールボアラフル」、そして「クレー射撃」まで含め「7,000~8,000発」くらいは消費している。

最近は安価な「工場装弾」を使う「スモールボアライフル」の射撃が主になっているので然程でもなくなったけど、以前は師匠の「故・K氏」と一緒に、ほとんど毎週のように「大口径ライフル」を撃っていたから「弾造り(リローディング)」だけでも大変な作業だったし、それに掛かる費用もけっこう嵩み、何とかそれらの負担を軽減するために射友に呼び掛けては「薬莢」や「弾頭」を少しでも安く買えるよう何軒もの銃砲店へ交渉して「まとめ買い」に奔走した。

また、「関東RS射撃教室」の頃、1発「500円」近くもする「工場装弾」を購入しては撃っていた仲間の何人かが「金が掛かり過ぎて続かない・・・」とこぼしていたので、何とか費用負担を抑えることで射撃を継続してもらおうと、遠方の銃砲店まで出向いて中古で購入した「リローディングキット」を貸し出しては、リローディングのやり方を教えたりもした。

いつだったか、たまたま射場で会った「ハンター」が、「弾は高価なので、お金が勿体無いから、猟期前の照準調整に射場で撃つことは無い・・・」と言っていたが、それでは「銃刀法」に定められている「技能向上のための努力義務」を遵守していないことになるし、年に1~2回程度の射撃ではとても「技能向上」など望むことなどできない。

足しげく射場に通っては撃っているけど、どこの射場へ行っても自分が知る限り、大体見るのは同じような顔ぶればかりで、一部の所持者や射撃大会などを除けば大方の人は継続した射撃練習をやっていないことが分かる。

「好きほどモノの上手なり・・・」ではないけど、射撃を好きになれば、練習を積むようになり、その結果、確実に技量が向上するだけでなく、射撃を継続して行うための環境づくりの努力や、前述のような費用の負担を軽減するための創意工夫などの方法もいろいろと考えるようになる。

自分が主宰している「M870倶楽部」でも、同じ趣味を有する仲間たちがこれからも末長く射撃を楽しみ継続できるよう、法律に抵触しない範囲の物品(薬莢や弾頭、その他)などの共同購入や、射場の団体利用による使用料の割引などの他、各自の射撃に掛かる費用負担を軽減する方法を模索していくので、一人でも多くの所持者にご参加いただければと考えている。



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(リローディングにより弾代は工場装弾の3分の1に軽減)


明日からグアム遠征合宿

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明日からようやく遅い夏休みを取り、毎年恒例の「遠征射撃合宿」に出かけてきます。
行く先は「グアム島」・・・・・

「射撃合宿」といっても「競技射撃」ではなく、日本では撃つことが出来ない「拳銃」や「軍用銃」を撃ちまくります。

メンバーは自分を含め、「スタMasaさん」、「Odaさん」、そして自分の3人で、男ばかりの珍道中です。

目指す「射場」は「日本人オーナー」の「スーさん」こと、「Suzukiさん」が経営する「野外シューティングレンジ」の「GOSR」で、日本人にも人気の射撃場です。

さあ!はたしてどんな珍道中になるでしょうか。

日曜日に帰国の予定なので、その様子は当ブログにもupします。

乞うご期待!


(以下の画像は前回の様子です)


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グアム遠征射撃合宿・・・初日

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3拍4日の「グアム遠征射撃合宿」を終え、昨夜帰国しました。

出発したのは8月31日・・・・・
台風が通過するということで、「もしや・・・!」と心配しましたが、台風は前日に通り過ぎていったことから無事に出発できました。
ただ、今回の台風では東北地方を中心に、多くの方々が亡くなられたということで心が痛みます。

さて、雲一つない青空が広がった出発の日・・・午前8時を少し過ぎた頃に「成田空港」へ到着。
夏休みにはあれだけ混み合った「国際線」の出発ロビーも閑散としていて、人影はまばらです。


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飛行機の「チケット」を受け取った後、荷物を手荷物カウンターに預け、同行する「スタMasaさん」、「Odaさん」と合流。
今回も「変人オヤジ」3人での珍道中の始まりです。

飛行機の出発まで多少時間があることから、空港内のレストランで簡単な昼食を摂って「出発ゲート」へ向かいます。


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乗るのは毎度お馴染みの「ユナイテッド航空」・・・・アメリカの航空会社が運行する飛行機です。


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搭乗時間が来たので飛行機に乗り込むと、これまた夏休みの混雑が嘘のように乗客は少なく空席が目立ちます。
やがて定刻の時間となり、飛行機は「成田空港」を離陸。
昔の「国際線」は、必ずと言ってよいほど出発も到着も遅れたものですが、最近は運航プログラムの進歩で、機内トラブルや天候不良などが生じない限り、出発が遅れることはありません。

「成田」から「グアム」までのフライト時間は3時間少々・・・・・・・
ご存知のように「グアム」は「アメリカ領」の外国ですが、「沖縄」より少し遠いだけで、ほとんど「日本国内」といった感覚です。


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ちょうどお昼に掛かることから、「機内食」が出されます。
今回の機内食は「チキンカレー」と「野菜サラダ」に「パン」と「ビスケット」・・・・・・・
「機内食」を食べるたびに思うのですが、本当に美味しくないですね。
ご飯は固く、パンもパサパサ・・・・3分の1を食べたところで、あとは残してしまいました。

途中の「機内アナウンス」で現地は快晴、気温32度と説明があり、飛行機は「グアム」に向けて順調に飛行を続けます。
前回の合宿では天候不良により「着陸許可」が下りないということで、一旦「サイパン」まで行くハメになってしまい、「サイパン」到着後も飛行機から一歩も出ることが許されず、狭い機内で2時間近くも缶詰状態になった苦い経験がありましたが、今回はウトウトしているうちに無事「グアム」へ到着できました。


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「グアム国際空港」へ到着後、「入国審査」を経て、送迎バスに乗って飛行場を後にします。


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まずはバスで宿泊先のホテルへ直行です。
「グアム島」は2年ぶりの訪問ですが、その街並みはつい最近訪れたような感じがします。


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似たような雰囲気の場所は日本にもあるけれど、通り過ぎる車は「右ハンドル」で、しかも「右側通行」・・・・
やはりアメリカですね。
20分ほどバスに揺られ、宿泊先のホテルに到着です。


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このホテル、グレード的にはグアムで「中流」といったところでしょうか。
それほど混んではいませんでしたが、それにしても「中国」や「韓国」からの観光客が多く、しかもマナーが悪い。
他人の迷惑も顧みず大声で騒いだり、すぐ近くにゴミ箱が設置されているのに、飲みかけのペットボトルや食べた菓子の紙ゴミを捨てることなく、ロビーのテーブルにそのまま置いたまま立ち去ったりと何とも酷いものでした。


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今回、泊まった部屋は7階で、ベランダに出ると美しい海の景色が目に飛び込みます。
前夜は寝たのが遅かったので、ゴロリとベッドで横になり30分ほど仮眠。
目が覚めてからホテル内のレストランで軽く夕食を済ませてから、「スタMasaさん」、「Odaさん」と3人で街に繰り出します。


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街に繰り出すといっても「オネエちゃん」がいる店ではなく、「飲み屋」でもありません。
一応「射撃合宿」という名目で訪れた「グアム」への渡航なので、不純な遊びは御法度なのです(笑)

目指すはホテルから5分くらい歩いた場所にある「ハリウッド」という「屋内射撃場」で、明日に控えての軽い肩慣らしを行います。


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グアム島内にはこのような屋内射撃場が何箇所かあり、そのほとんどは「韓国人オーナー」が経営するものですが、なかには高額な「弾代」をボッたくる店もあるようなので注意が必要です。
グアムの室内射撃場で遊ぶのであれば、ネットなどで事前に「弾代」などの相場を調べたり、店の評判などの情報を収集したほうが良いようです。
また、店に行っても射撃の申し込みをする前に料金などを確認し、高いことを言うようならその店は避けたほうが賢明です。

この日行った「ハリウッド」では「100ドル」のコースを「80ドル」にサービスするということだったので、撃つことに決めました。


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もう一つこの店の良いところは、巷の射撃場に多い、素人の観光客向けに提供する「減装薬」の「リロード弾」ではなく、ちゃんとした「工場装弾」を使用しているとのこと・・・・・
屋内射撃場なので身動きが取れないほど狭いけど、実銃射撃の迫力だけは十分に味わえます。


80ドルの代金で「35発」撃ち終えたところで肩慣らしは終了。
ホテルへ戻り、明日からの「野外射撃場・・GOSR」での本格的な射撃練習に控えて早めの床につきました。


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(つづく)


グアム遠征射撃合宿・・・野外射撃場 GOSR (その1)

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グアム遠征2日目・・・・朝目覚めてカーテンを開けると今朝も青空が広がっています。
カメラ片手にベランダへ出ると、ムア~ッというもの凄い湿気で、瞬時にしてレンズが曇ってしまいました。

温暖な気候と周囲が海に囲まれていることに加え、この時期のグァム島は雨期を迎えているので、湿度の高さは半端ではありません。
不快指数120パーセント異常でしょうか・・・・すぐに体がベタついてきます。


今日から「野外シューティングランジ・・・GOSR」で思いっきり射撃を楽しみます。

午前9時、約束どおり「GOSR」のスタッフ「カルロスさん」がホテルまで車で迎えに来てくれました。
「沖縄出身」で、お母さんが日本人だという「カルロスさん」・・・・・・
彼は「GOSR」の「インストラクター」兼「ドライバー」で「日本語」はペラペラ、気さくで明るい性格はどのお客さんからも好かれます。


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(GOSRの専属インストラクター「カルロスさん」)

早速、車に乗り込み「GOSR」へ向かいます。
ホテルから「GOSR」までは約40~50分」といったところでしょうか・・・・・・
「カルロスさん」の軽快なトークで退屈することもなく射場を目指す途中、急に車を停めた彼が「あれ見て!ディズニーランドのジャングルクルーズみたいでしょう」と指差したのが下の画像・・・・・

ジャングルの中を流れる川の景色は、まさに「ジャングルクルーズ」といった感じです。


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再び車を走らせ、途中にあるガソリンスタンドに併設されているコンビニで食料を仕入れます。
日本の射撃場のほとんどがそうであるように、「GOSR」も郊外にあることから昼食は途中で仕入れなければなりません。
「スタMasaさん」と「Odaさん」によれば可愛い「オネエちゃん」の店員がいるということだったので、心ルンルンで店に入ると、レジに座っていたのは「オネエちゃん」ではなく「オバさん」でした・・・・・(ToT)

食料と飲み物を買って、いよいよ「GOSR」到着。


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コンテナを改造して作った「GOSA」のクラブハウス・・・・・・
何とも味があっていいですね。

中に入ると所狭しと並べられた沢山の「銃」が目に飛び込みます。


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画像の銃はすべて実物。
エアソフトガンやモデルガンなどの「オモチャ」ではありません。
日本のガンマニアが見たら、涎が出てくるのではないでしょうか。

下は、「GOSR」の「オーナー」で「スーさん」こと、日本人の「鈴木社長」です。
「鈴木社長」は、20年ほど前に日本から「グアム」へ渡り、「GOSR」を開きました。
非常に気さくな良い方で、いつも笑顔を絶やしませんが、開業当初は大変ご苦労されたようです。


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(GOSRのオーナーで「スーさん」こと「鈴木社長」)



「GOSR」の利用システムは、まず「予約」が必要になります。
「電話予約」も可能ですが、「ネット予約」のほうが間違いありません。
その際、必ず同社のHPから「誓約書」をダウンロードし、記入して持参してください。万一、「誓約書」を持参していない場合は、クラブハウスでの受付時にサインして提出します。

尚、ひとり単独で訪れる場合は「親族」などによる「承諾書」が必要になりますので、ご注意ください。


「GOSR」では数百丁の銃が在庫されており、初心者や銃の知識が無い方には、どんな銃を選び、どれくらいの弾を撃てばよいのか迷われてしまうと思います。

そんなお客さんのために、様々な「コースメニュー」が用意されていますので、事前にHPを閲覧して事前にコースを選択されていくことをお勧めします。(現地でスタッフに説明してもらうことも可能です)

コースの料金は「60~1400ドル」まで各種ありますが、我々が一日遊んでも「300~500ドル」くらいで収まるので、「200~300ドル」のコースであるなら、十分に楽しめるのではないでしょうか。
もちろん、撃ち足りなければ追加も可能です。


手続きを終えたら、備え付けの「イヤープロテクター(耳栓)」と「ゴーグル(目を保護するメガネ)」を借り、スタッフの指示に従い射場内へ移動します。

「GOSA」の実射場は、標的までの距離が「5メートル」くらいから、最長「90メートル」まであり、自分の好きな距離に設置されている標的を撃つことができます。

「ライフル銃」などの所謂「長モノ」は別にして、「ピストル(拳銃)」は中るのがなかなか難しいので、最初は最短の「5メートル」くらいから始め、慣れてきたら徐々に遠くの標的を撃つようにしたほうが面白いです。

標的の種類も普通の「紙的」から、「ペットボトル」、「コンクリートブロック」などがあり、別料金によるオプションにはなりますが、火の横に置いた「携帯ガスボンベ」を「ショットガン」で撃って爆発させたり、車の「ナンバープレート」を撃って穴を開け、それを記念品として持ち帰ることが出来るメニューも取り揃えています。


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(標的までの距離は5~90メートル。様々な標的を撃って楽しめる)


前述のように「インストラクター」の「カルロスさん」は「沖縄出身」だから日本語の会話は問題ありません。
「GOSR」を訪れた際、分からないことや質問があれば、「カルロスさん」か「鈴木社長」にお聞きいただければと思います。


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(沖縄出身のカルロスさん・・日本語の会話は完璧です)


射場内に移動したら、まず「インストラクター」から「銃の扱い方」についてレクチャーを受けます。
初めての方にも親切に説明してくれます。


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さて、今回「GOSR」を訪ねてみると、2匹の「可愛い新スタッフ」が出迎えてくれました。
この子たちは「鈴木社長」が連れてきた「雑種犬」で、どちらも人懐っこく、とくに茶色の小さな子のほうは、近寄ると尻尾を振りながらお腹を見せたり、「ほふく前進」を見せてくれたりします。
「GOSR」に行かれたら、この子たちもぜひ可愛がってあげてください。


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射場に入りまず見る者の目を圧倒させるのが、「大型セミオート式・・対物狙撃用ライフル」の「バレット(下の画像)」です。
「口径・12.7mm」、「初速・2800fps」、「有効射程距離・2,000メートル以上」という凄まじい威力を誇るライフル銃で、「対物狙撃用」とされるだけあって、「対人」はもとより、飛行中の「ヘリコプター」や「装甲車」などにも有効な「狙撃用ライフル」です。
「湾岸戦争」で「アメリカ軍」に正式採用され、以後、世界各国の軍隊でも使われています。
弾は1発「20ドル」と少々お高めですが、せっかくグアムまで行かれたのなら、話のネタに1度は撃ってみていかがでしょうか・・・・。


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(大型セミオート式・・対物狙撃用ライフル・・バレット)


一通りの手続きが済むと、選んだ銃をショーケースから取り出してスタッフが運んできてくれます。
先にも書いたように、これらの銃はオモチャではなく、全て本物なので、銃に触れたことがない人は心臓がドキドキするのではないでしょうか。


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実射を前に「スタMasaさん」も「Odaさん」も気合が入っています。
日本国内では射撃の名手のお二人ですが、やはり遥々グアムまでやってきて、しかも日本では目にすることも出来ない銃を撃つのですから、いやでも気合が満ち溢れます。


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(スタMasaさん)


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(Odaさん)


気合が最高潮に達したところで、「弾倉」へ「弾」の装填開始。
「GOSR」では原則「弾の装填」をお客さんがやることになっています。
但し、けっこう指の力が必要なので、力が弱い女性などはインストラクターが手伝ってくれます。


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我々が「弾倉」へ弾を入れている間に、射場スタッフが射座の台まで撃つ銃を運んでくれました。
まず、3人が最初に撃つのは「オートマチック式」の「拳銃ですね。


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・・・・・・ということで、明日からはいよいよ「実射」のレポートを綴っていきます。

乞うご期待!

(つづく)

グアム遠征射撃合宿・・野外射撃場・・GOSR (その2)

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また台風が発生したようですね。
今まで大雨が降った地域では地盤が緩んでいるとこともあるので、土砂災害などには十分に注意し、危険を感じたらすぐに避難したもらいたいものです。

さて、昨日に続き、今夜も「グアム」の「野外射撃場・・GOSR」で行った「遠征射撃合宿」の様子をお伝えします。

「スタMasaさん」、「Odaさん」と一緒に訪ねた「GOSR」・・・・・・・

弾倉に弾を詰め、いよいよ実射を開始しました。
まずは「拳銃」から。
「GOSA」を訪れるお客さんに最も人気があるのが、「M1911(通称ガバメント)」を中心とした「45口径」の「オートマチックピストル」です。
ご多分に洩れず、まず「Odaさん」が撃ち始めたのが「45口径」です。
標的に集中して真剣な眼差しで狙いを定めていますね。
小気味良い銃声が届きます。


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「Odaさん」の次に撃ち始めた「スタMasaさん」ですが、一体何のピストルを撃っているのでしょうか・・・?
写真や動画の撮影で忙しかった自分は、お二人がどんな銃を選んだのかよく見ていませんでした。
済みません・・・・(´Д`;)ヾ 
もしかすると「9mm」かな・・・・

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これは「グロッグ」ですかね?
正直言うと「日本」では拳銃が撃てないし、射撃は大好きだけど熱狂的な「ガンマニア」ではないので、「拳銃」のこと・・・とくに最新式の銃に関してはそれほど詳しくないんです。
「Odaさん」と「スタMasaさん」は次々と拳銃を取り替えて射撃を続けています。


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両手で構えたり、片手撃ちをしたりと、撃ち方を変えながら黙々と射撃を続ける「スタMasaさん」・・・・・
姿勢も様になっていますね。


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「オートマチック」を撃ち続ける尻目に、自分はまず最初に「リボルバー」を撃ってみることにしました。
選んだ銃は「レッドホーク」というピストルです。

口径は「44マグナム」・・・・・・
「44マグナム」といえば、映画「ダーティーハリー」で「クリントイーストウッド」演じる「ハリーキャラハン刑事」が愛用している「スミス&ウエッソン・・M29」という拳銃が有名ですが、「レッドホーク」は「スミス&ウエッソン」ではなく、「スタームルガー社」というメーカーのものです。


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(スタームルガー社製・・・レッドホーク44マグナム)


銃身の部分に段差が付いているので、スマートさには欠ける感じがしますが、実際に持ってみると「グリップ」の形状のせいか非常に持ちやすく、安定感を感じました。


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(安定性抜群で持ちやすい「レッドホーク」)


映画などで観る「44マグナム」の射撃シーンでは「破壊力」が強いということをアピールするために、「反動」をかなり大げさに表現するので、相当な衝撃があるだろうと思っていたのですが、実際に撃ってみると、一昨年の遠征合宿で撃った「38口径」の「リボルバー」と大差がありませんでした。


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(思ったより反動が軽い44マグナム)


また、銃そのものも「グリップ」が比較的大きいためか、撃ち続けてもそれほど持ち重りを感じることなく、意匠的にも撃つ人の負担軽減を考慮した優れたデザインだと思います。


次に自分が選んだのは「ベレッタM92」で、「弾」は「9mm×19mmパラべダム弾」、「装弾数」が「15発」で、「作動方式」は「ダブルアクション」です。
非常にスムーズな作動と使いやすさに定評があるこの拳銃は、イタリヤの有名銃器メーカー「ベレッタ社」が開発し、「イタリヤ軍」に採用された後、現在は世界各国の軍隊や警察でも使われるようになりました。
映画でも「ダイ・ハード」にこの拳銃が登場しましたよね。
刻印を見ると「USA」と書かれているので、この拳銃は本家「イタリア」ではなく、アメリカの「ベレッタUSA」で製造されたことが判ります。


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(イタリアベレッタではなく、ベレッタUSA製造のM92)


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前回の遠征合宿では「アメリカ」の「M1911・ガバメント」と「ロシア」の「トカレフ」を撃ったところ、「ガバメント」は反動が強く、「トカレフ」に至っては「グリップ」が小さくて不安定な感じが否めなかったのですが、「M92」は安定感があり、「9mm弾」を使用していることから反動も弱く、手が小さい日本人が使っても非常に撃ちやすい拳銃だと思います。



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(安定感があり、反動が弱く、非常に撃ちやすい「M92」)


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(トリガーの切れも抜群の「M92」)


「GOSR」ではスタッフが直ちに希望した標的を貼り替えてくれます。
サングラスをかけ、一見強面ですが柔かに対応してくれて、皆、好感の持てる若者ばかりです。
これもオーナーの「鈴木社長」によるスタッフ教育が徹底されていることにほかなりません。


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「GOSR」は「日本人客」が多い射撃場ですが、最近は「韓国」や「台湾」の観光客も多く訪れ、射撃を楽しんでいるそうです。
この日も、「台湾」から来たと思われるカップルが射撃をしていました。


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(台湾から来たと思われるカップルの二人)


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(湿気ムンムンでの猛暑の下、汗だくになった体を休める「スタMasaさん」と「Odaさん」)


それまで安定感抜群で反動のほうも然程ではない銃を撃ち続け、すっかり気をよくしていた自分が次に選んだのはこの銃「M500」・・・・・・・


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(スミス&ウエッソン社製・・・・M500)

これを見た「スタMasaさん」も「Odaさん」も一瞬息を飲んで「本当に撃つの?しかも5発・・・・」とボソリと言い、「インストラクター」の「カルロス軍曹」も、「これは世界最強の拳銃だからしっかりグリップを握って覚悟して撃ってね・・・」と耳元で囁きます。

「冗談じゃね~よ。今まで375H&Hや338ラプア、338Winmagのライフルを所持してきて、平気な顔して撃っていた俺様だぜ。世界最強だか何だか知らね~けど、こんな銃は女の子のケツを撫でるようねもんだぜ!ウフフフ・・・・」と心の中で思いつつ、1発目を撃った瞬間、

   「オー・マイ・ガ~ッ!」

と悲鳴を上げ、この銃を選んだことを後悔しました。
うしろを振り向くと「スタMasaさん」と「Odaさん」の二人は恐怖のあまり顔が引きつり、「インストラクター」の「カルロス軍曹」の顔からも先程までの笑顔が消えています。

この「M500」の引金を引いた瞬間、あまりの反動にまず頭の中が真っ白になり、グリップを握った手の中でダイナマイトが爆発したような衝撃を感じ、しばらくすると肘の関節と肩に痛みが走りました。
しかも、水を入れたペットボトルの標的は粉々に粉砕され、下の部分がわずかに残るのみ・・・・・・・
前述のように、今までハイパワーのライフルをずいぶん撃ってきたけど、これほどの衝撃を感じたことは未だかつてありません。


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上の画像ではかなりオーバーに銃身を跳ね上げているように見えますが、これはけっしてオーバーな表現ではなく、右足を踏ん張っていても体は後ろに突き押されるように揺れ、銃を保持しているのがやっとなのです。

まさにこの世の出来事とは思えないような衝撃に、「たかが拳銃だろ!」と舐めてかかった自分の考えの甘さを打ちのめされました。

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左が9mm弾、右がM500の弾。この1発の弾に地獄の恐怖が凝縮されている・・・・(笑)


3発撃ったところで、手の悲鳴に耐え切れずギブアップ・・・・・
もし・・・・どなたかが「M500」に挑戦されるのであれば、それなりの心の準備と、少しでも反動を吸収してくれる滑り難い厚手の「手袋」を持参されることをお勧めします。
本当に反動はハンパじゃありません。

残り2発は嫌がる「カルロス軍曹」を説き伏せ、彼にうってもらって「M500」の射撃は終了しました。


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(M500を撃つカルロス軍曹)



うしろで見ていた「スタMsaさん」も恐怖の一瞬から解き放たれグッタリと横になっています(笑)


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たった3発しか撃たなかったのに、右手の親指の付け根から手のひらにかけて無残にも青あざが出来ていました。あ~痛え・・・・・・。



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次回は「GOSR」初日での「長モノ射撃」の様子を綴ります。乞うご期待!


(つづく)


グアム遠征射撃合宿・・野外射撃場・・GOSR (その3)

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グアムのレポートを綴る前に、昨日は一人「埼玉県長瀞町」にある「埼玉県長瀞射撃場」へ「大口径ライフル」を撃ちに行ってきました。
今回の得物は「ケルブリー」の「ストールグリズリー・・・308win」です。


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射場に到着したのは昼過ぎ・・・・今回は午後からの部での射撃です。
射場内に入ると、午前中から射撃をしていた「ポジション射手」が2名と「ハンター」が2名の計4名の方が撃っていました。
台風接近の影響で場内は蒸し暑く、すぐに額から汗が流れ落ちます。

いつも思うのですが、射場内を冷暖房完備にすることは出来ないのでしょうか・・・・・。

射撃の準備を整え、コインロッカーに銃と弾を保管して、標的を貼りに行きます。
距離はいつもの300メートル。
家でスコープを外し、再び装着したので「依託射撃」での「照準調整」から始めます。


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スコープの調整を終え、「プローン伏射」で撃とうと「射撃コート」を着ていたら、途中から来場した老ハンターの一人が「300メートルで撃っているんだけど、弾痕が不明・・・・どうしたらよいだろう・・・・」と声をかけてきました。
聞けば「昨年、別の射撃場で100メートルを撃って以来、射撃はしていない・・・・」とのことだったので、「それなら、標的紙の一番上の辺にレティクルを合わせて撃ってみて下さい・・・」とアドバイスし、撃ってもらったのですが、「それでも弾痕が確認できない・・・・」との返事。

仕方がないので「300メートル用」の大きな的紙を、そのまま「100メートル」の距離で貼ってもらい、もう一度「依託」で撃たせてみたら、何と標的の円周圏外に着弾を確認しました。

距離「100メートル」で撃って、「300メートル用」の大きな的紙に着弾しないのですから、「300メートル」で撃って標的内に弾が入るわけありません。

「100メートルで着弾が確認できたから、この距離でいったん10点に中るようスコープを調整し、そうしたら、もう一度300メートルの距離で的紙の一番上の辺にレティクルを合わせて撃てば、弾がどれくらい下がるか分かりますから・・・・・」と教えると、「自分でスコープの調整をやったことがない・・・・」とボソリ。

そのハンターの話では、「銃砲店でボアサイター」を使って合わせてもらったので、大丈夫だと思っていた・・・・」とのことでした。

いやいや・・・・・・・・

こう言ってはなんですが、そのハンターさん・・・「ライフル銃」のことも「スコープ」のことも、まるっきり理解していないようです。

他人の銃を触るわけにはいかないので、紙に絵を描いてやり方を説明しましたが、理解出来たのか出来なかったのか、こっちが射撃に夢中になっている間に老ハンターの姿は見えなくなっていました。

この老ハンターとは別に、以前もスコープの調整方法が分からないというハンターがいて教えたことがあったのですが、こんなことは銃を販売した「銃砲店」がしっかり教えるべきだと思うし、さもなければ「猟友会」で基本的な「技術指導」の講習を開催すべきだと思います。
「ベテラン」を自称するハンターは多いけど、こんな初歩的知識も有していないハンターが多くいることも現実です。

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(ストールグリズリー)


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(スコープはマーチ・・・10~60倍の可変スコープ)




さて、話題は「グアム」での「遠征射撃合宿」へ移り、「野外射撃場・・・GOSR」における初日のレポートです。

同行した「スタMasaさん」、「Odaさん」と共に午前中は目一杯「拳銃射撃」を楽しみ、午後からは「ライフル銃」による「長モノ」を撃つことにしました。


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日本では常に「フリーライフル」や「ハンティングライフル」の射撃をやっているお二人ですが、所謂「軍用銃」に類する「ライフル」を撃つ機会はありません。

それに対し「グアム島」は「アメリカ」の領土であるため、お金さえ払えば自分の好きな銃を撃つことが出来ます。
「鉄砲大好き人間」の御両名・・・・・・・
当然ながら自由に撃つことが出来るとなれば、まさに「水を得た魚」に変わり、あれも撃ちたい、これも撃ってみたい・・・・と気持ちを抑えるのがやっとです。


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現在、「アメリカ軍」などで採用されている銃を撃っていた「スタMasaさん」と「Odaさん」ですが、僕は現行の軍用銃より、どちらかといえば「第二次世界大戦」時に使用された「ビンテージ物」の銃の方が好きで、選んだのはこれ・・・・(下の画像)です。


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そうです!
「アメリカ軍」の主力ライフルとして使われた「M1ガーランド」
1936年にアメリカの「スプリングフィールド造兵廠」で開発され、「第二次大戦」から「朝鮮戦争」などで活躍し、日本の「自衛隊」でも使用されたばかりでなく、故障が少なく堅固なライフルとして、昭和40年代頃までは日本国内の「狩猟用ライフル」としても熊猟などの大型獣を獲る一部のハンターに使われました。

「第二次大戦」を描いたアメリカの「戦争映画」には必ずと言って良いほど登場しますよね。
自分的には幼い頃、欠かさずに観ていたTV映画「コンバット」で、「ケーリー上等兵」や「リトル・ジョン」が撃ちまくっていたことが最も印象深く残っています。

使う弾は「30-06スプリングフィールド」。
最後の弾を撃ち終えると同時に「クリップ」が「キ~ン」という音をたてて放出されるのがたまりません。


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(30-06弾のクリップ)

重量は「4.3キロ」ということですが、日頃、7キロ近い「フリーライフル」を撃っているので、然程、重くは感じません。

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「立射」で撃ちましたが、姿勢は「ヒップレスト」ではなく、この銃には「オフハンド」が似合います。
自動銃ということもあり、反動が吸収されるので、撃ち続けてもそれほどのストレスを感じることもなく、戦場での実戦使用を考慮して作られている銃だと思うと同時に、慣れれば「ハンティング」でも使いやすい銃であるということが分かりました。


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前から一度は「M1ガーランド」の実射をしてみたいと思っていたので念願が叶いました。


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この日、「スタMasaさん」が最後に撃っていたのはボルト式で、「バイボットプローン」による射撃です。

「GOSR」での遠征射撃合宿の初日はこれで終了。
次回は二日目の様子をUPします。


初日の射撃を終え、ホテルまで「カルロス軍曹」に車で送ってもらったあと、ステーキレストランで夕食。
値段的には少し高い店だったけど、特上の肉とワインで満足一杯でした。


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それでは「GOSR」・二日目の様子を乞うご期待!


つづく









グアム遠征射撃合宿・・・野外射撃場・・・GOSR (その4)

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まだまだ残暑は続いていますが、それでも心なしか吹く風の気配に秋を感じるようになり、陽も短くなってきました。

さて、「GOSR」での「グアム遠征射撃合宿」も2日目になり、いよいよ佳境です。


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「GOSR」に掲げられている「注意事項」です。
「銃口は標的に向けたままにする・・・」等など、銃の取り扱いに関して基本的な事項が書かれています。
どこでも同じですが、「GOSR」でも初めて銃を手にする観光客が多いので、非常にルールやマナーは厳格かつ、事故を起こすことがないよう「インストラクター」は射手から目を離すことがありません。


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標的の狙い方も掲げられているだけではなく、ピッタリ寄り添った「インストラクター」が事細かにレクチャーを行います。


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この日は日本の「京都」で「ウエスタンバー」を経営しているというご夫婦が、お嬢さんを連れて訪れていました。


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まずは「お父さん」が「ウエスタンスタイル」のピストルで射撃です。
撃っているのは「コルトSAA」でしょうか。


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我々もさっそく弾倉に弾を込めます。


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まず最初に撃つ銃はこれ・・・・・
「Odaさん」が「PAPA1911」に「スタMasaさん」が「SIGザウアー」を・・・・そして僕は「SIG232」という小型の拳銃を撃つことにしました。


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「GOSR」を訪れて以来、ずっと「オートマチック拳銃」による射撃を行っていた「スタMasaさん」でしたが、「リボルバー」の「マグナム」を撃ってみたいということで、「357マグナム」の「リボルバー拳銃」を手にしました。


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名手「スタMasaさん」によれば、思っていたより「反動」は少なく、撃ちやすかったそうです。
僕も「44マグナム」を撃ちましたが、雑誌などで大げさに書かれているほどは反動もなく、あまりストレスは感じませんでした。

まあ・・・昨日の「M500」と比べれば、どれも「オモチャ」みたいなものですが・・・・(笑)


そのほか、「スタMasaさん」は「京都」から来た「お父さん」と同じく、「ウエスタンスタイル」の「コルトSAA」も実射。
「黒色火薬」を使っていた「西部開拓時代」とは違い、現在の銃は「無煙火薬」を使用するので、銃口から派手な「マズルフラッシュ」や「煙」は吹かないけれど、そのフォルムは子供時代、手に汗握りながらテレビで観ていた「西部劇」のシーンを彷彿とさせるものがあります。
「スタMasaさん」に感想を聞いたところ、「グリップ」の形状が丸みを帯びていることから、少し持ちにくかったとのことです。、


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そして僕が撃ったのは「SIG232」という小型の「オートマチックピストル」で、各国の「警察組織」でも多く使われている拳銃だそうです。
かなり撃ち込んでいるのか、「グリップ」にヒビが入っていますね。


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「SIG232」を撃ってみて感じたのは、とにかく「まろやか」ということと、「トリガー」のキレもよくてとても撃ちやすいということです。
この拳銃は「日本」の「警察」でも採用されており、小型であることから主に「SP」や「私服刑事」などが携帯しているそうです。

弾はそれほど威力が強くない「32ACP」を使うので、「有効射程距離」はせいぜい「50メートル」くらいではなかろうかと思いますが、「SAT]などの「特殊部隊」を除き、日本の警察は積極的な銃の使用を想定していないことから、「護身目的」という意味で考えれば、十分これで事足りると思います。


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「GOSR」のインストラクター「サニー君」
一件強面の彼ですが、昼間は「GOSR」で働き、夜は「警察学校」で勉強しながら、将来は「グアム」で「警察官」になるのが夢だという非常に真面目な好青年です。


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しばらくすると、「黒人」の夫婦が子ども連れで来場。
驚くことに5~6才の坊やが拳銃射撃を始めました。
さすが「アメリカ領土」の「グアム島」ですね。こんな小さな子どもが実銃を撃つなんて日本では考えられないことです。


こうして午前の部は終了し、午後からは「ライフル銃」による「長モノ」の射撃です。
「スタMasaさん」、午後に備えて暫しの休憩・・・・・・・・


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次回に乞うご期待下さい。


つづく

グアム遠征射撃合宿・・・最終レポート

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2日間にわたる「遠征射撃合宿」も後半になりました。

野外射撃場「GOSR」での射撃練習も2日目となり、午前中は「ピストル射撃」を行い、午後からは「ライフル射撃」に入ります。


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上の画像に写るライフルは「スタームルガー・アメリカン」と「M1カービン」、そして「M4A1」です。
「スタームルガー」を除けばどちらも「軍用銃」ですね。


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「M4A1」と「LE901‐16S」を撃つ「Odaさん」と「スタMasaさん」。
銃の調子も絶好調といったところでしょうか。快調に射撃を続けています。

お二人は「米軍」などで現在採用され使用されている銃がお好みですが、前にも書いたように僕はどちらかといえば少し古めの銃が好みです。

そして選んだのがこれ・・・・・・
「第二次大戦」や「ベトナム戦争」あたりまで「米軍」に使用された「M1カービン」です。


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この「M1カービン」は「1942年」、「米軍」に正式採用され、「第二次大戦」から「朝鮮戦争」、そして「ベトナム戦争」に至るまで約30年もの長き間、使われ続けました。
昔、欠かさず観ていたTV映画「コンバット」で、「リック・ジェイソン」演じる「ヘンリー少尉」が「M1カービン」を使っていましたよね・・・カッコよかったな!

「弾」は「7.62×33mm」の通称「30カービン弾」で、データー上は「有効射程距離」が「300メートル」とされていますが、「スナイパーライフル」ではない「M1カービン」は命中精度がそれほど高くないので、実戦においては「100メートル前後」が目一杯といったところではないでしょうか。(300メートルでも命中すれば倒れると思いますが・・・・・)

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持ってみるととにかく軽く、撃った時の反動も非常に柔らかいものでした。

「M1カービン」のライセンス生産を行っていた日本の「豊和工業」が、「ホーワM300」という「M1カービン」と同様の「狩猟用ライフル」を売り出し、軽くて使い勝手が良いことからハンターの間で大ヒットしました。
現在では生産されていませんが、僕の猟友は今でも「イノシシ猟」において「勢子」をやる際、「ホーワ300」を愛用しており、「勢子銃でこれほど良いモノはない・・・」と絶賛しています。

但し、「照星」と「照門」の穴が小さく、最近「老眼」が進んだ僕には少々狙いがつけ難く感じました。


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最後に僕が選んだ銃は「サベージアームズ」の「M110」というライフルです。
撃つ弾は「長距離用射撃弾」としてここ数年脚光を浴びてきた「338ラプア」です。

「338ラプア」は「有効射程距離」が「2,000メートル」ということで、現在では各国の軍隊による「狙撃手(スナイパー)」が「300WinMag」などと併せて使用されているようです。

「サベージ」と聞けば「安物銃」というイメージが強く、日本では「ライフル銃」より「12番サボット」を撃つ「ハーフライフリング」の「ボルト式銃」のほうが知られていますが、なかなかどうして・・・・・創業から100年以上の歴史を誇る同社の銃は、我々が考えるほど決して粗悪な銃ではないのです。

実は僕も一時期「レミントンM700・・338ラプア」のハンティングライフルを所持していたことがありましたが、「弾倉」からの「弾の送り」や「トリガー」のキレなどは、今回「M110」を撃ってみて、むしろ「M700」よりスムーズな感じさえしました。

「命中精度」については、「338ラプア」の「弾道」が「500メートル」くらいから安定するということに対し、「GOSR」は最長「90メートル」までしか距離がないので正確なところは分かりません

但し、「ユーチューブ」などで「M110」による「長距離射撃」の動画を見る限り、それほど「命中精度」が悪いとは思えません。


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「ピストル」や「ライフル銃」でそれまで撃っていた「紙標的」や「鉄板」「ペットボトル」ではなく、「M110」では「コンクリートブロック」を、しかも「スナイパー」を気取って「バイボットプローン」で撃ってみることにしました。

「弾」的には非常に強力なので、傍から見ると反動が相当強そうに思われるのですが、この銃にも銃身の先端に「マズルブレーキ」が施されているので、反動はそれほどでもなく、「30-06」と同じくらいの感じです。

90メートル先に置いたコンクリートブロックの標的にレティクルの中心を合わせ発射するとも、弾はカスリもしません。
「3発」撃っても命中しなかったので「Odaさん」に変わって撃ってもらうも、これも失中・・・・・

最後に「スタMasaさん」に撃ってもらったら、見事にコンクリートブロックが粉々に粉砕されました。
「スタMasaさん」曰く、「スコープ」の「レティクル」を「ブロック」の一番下に合わせたところ命中したとのこと・・・・

いくら腕が悪い僕でも、たかだか90メートルの至近距離なら外すワケないと思っていましたが、要は「ゼロイン調整が」なされていないんですね・・・・・

僕も「Odaさん」も「ブロック」の「ど真ん中」を狙っていたので、弾は「ブロック」の上、僅かに外れて土手に着弾していたわけです。

まあ・・・自分の銃ではないので仕方がないですが、照準調整はもう少し精密にやってもらえればと思います。


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(スタMasaさん、ブロックの標的を見事粉砕)


最後に「スタMasaさん」がブロックを見事に粉砕させたところで「GOSR」における射撃合宿は無事終了し、お世話になった「インストラクター」や「スタッフ」の皆さんにお礼を言って、我々は宿泊先のホテルへ戻りました。

グアムでの最後の夜の晩餐は、「GOSR」のオーナー「鈴木社長」のご招待による「ベトナム料理」です。


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グアム島のガイドブックに掲載されていないこのレストランは、観光客がほとんど知らない穴場の店ですが、「ベトナム人シェフ」が作る「本場ベトナム料理」は辛味が効いた絶品の味で、ビールにも最高です。

鈴木社長・・・・・ご馳走様でした。


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(右から2番目が「GOSR」の日本人オーナー「鈴木社長」)


ほろ酔い気分でホテルへ戻り、早めの消灯。
翌朝6時に目が覚め、しばらく部屋で日本のテレビ番組を観た後、レストランで朝食を済ませてホテル内の売店でお土産を仕入れます。
グアムやハワイのお土産といえば「チョコレート」が定番ですが、ご多分に洩れず今回も「チョコレート」と「ビーフジャーキー」をどっさり仕入れてスーツケースに詰め込みました。


しばらくホテルで時間を潰し、送迎バスで「グアム国際空港」へ向かいます。


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いつも思うのですが、海外旅行の日程を全て終え、出国する時の気分は何となく名残惜しく、虚しい感じがしますよね。
楽しい時間はアッという間に過ぎてしまいます。

出国の手続きを終え、「出発ゲート」まで行くと、すでに「成田空港行き」の「ユナイテッド航空機」が待機していました。


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飛行機は定刻どおり離陸し、不味い機内食を食べながら3時間少々の空の旅を終え、午後7時過ぎに「成田空港」へ着陸。

「スタMasaさん」は「バス」、「Odaさん」は電車でご帰宅、僕は空港近くの駐車場に車を預けてるので「成田」で解散です。

今回の「グアム遠征射撃合宿」も非常に楽しく充実した4日間でした。

「スタMasaさん」「Odaさん」・・・・お疲れ様でした。






雨の中でのクレー射撃・・・久しぶりの20枚超え・・

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「グアム」での「遠征射撃合宿」から戻ってから早一週間・・・・・

その後は先週水曜日に「埼玉県」の「長瀞射撃場」で「ライフル射撃」を行い、今日は「千葉市クレー射撃協会」主催の「市民大会」に参加してきました。

朝目覚め、窓越しから見る外の景色は雨模様。
しかも、かなり強く降っているようです。

準備を整え、途中のスタンドでガソリンを給油して「東関東自動車道」に入ると、ますます雨足が強くなってきました。
それでも行楽地へ向かう車が多いようで、「京葉道路」に入ると所々で車の流れが遅くなります。

会場の「京葉射撃倶楽部」に到着したのは午前9時少し過ぎ・・・・・・・
すでに顔見知りの方々が座を囲んで歓談をされていました。

そして9時30分から射撃開始です。

一旦、小降りになった雨が再び強くなり、コンディションとしては最悪の状態です。
参加していたベテラン射手の話しでは、強い雨は「クレー」の「飛翔」に影響するようで、それが射手にとって有利な影響なのか、それとも悪い影響を及ぼすかは僕には分かりませんが、「クレー」の飛び方は別としても、これだけの豪雨になると撃ち難いことだけは確かです。


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雨の下で「クレー射撃」をやると、遥か昔に受講した「教習射撃」の時の記憶が脳裏に浮かびます。
初めて「散弾銃」を所持するための「教習射撃」を受講したのは、「千葉県市原市古敷谷」の「千葉県射撃場」でした。
その日も朝から強い雨が降りしきり、しかも横殴りの強い風で煽られた雨が容赦なく受講生を見舞いました。
あまりにも雨が強かったので「教習」は一旦中断するも、一向に雨が弱まる気配がなかったので再開・・・・・
受講生全員が全身ずぶ濡れの最悪な状況下での「教習射撃」でした。

「ライフル射撃」の場合は「射座」が屋内に設けられていることが殆どなので、弾道が屋根に覆われていない「バッフル式」や「自然式」の射場でも台風でもない限り濡れることはありませんが、「クレー射撃」は「射座」の上に「簡易式」の屋根が設置されているだけなので、ちょっとした風が吹いただけで雨水の洗礼を受けてしまいます。


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お隣の「射台」では「都内」の「猟友会」の面々が射撃会を開催していました。
見ると「フィールド射撃」のようでしたが、さすがにこの雨では屋根が掛かっていない「10メートル」は無理なので「15メートル」での射撃をやっていました。

我々「市民大会」では一射群目の射撃が終わり、僕が撃つ順番が回ってきます。

最初の1発目は「失中」・・・・・・・
7月以来の「クレー射撃」で全くタイミングが取れず、2発目も「失中」・・・・・・

3発目から何とか感覚を取り戻してきたので徐々に中りはじめましたが、このゲーム「10枚」も抜いてしまい、「15点」という散々たる結果でした。

それでも少しづつタイミングが合ってきたのか、2ラウンド目「18点」、3ラウンド目「17点」、そしてようやく4ラウンド目になって「23点」撃つことができました。

以前、毎週のように「クレー」を撃ちに行っていた時は、「練習射台」で20枚超えは結構あって、「公式」でもごくたまに「20枚」以上を中てたことがあったのですが、最近は「ライフル射撃」を中心に練習しているので、「クレー」のほうは全くダメな状態に陥っています。
やはり何事も「継続は力なり・・・」で、練習を続けなければダメなんですね。
今日の「23枚」は、本当に久しぶりの「20枚超え」でした。


そんなわけで、久しぶりの「クレー射撃」・・・・・・
雨の下、悪コンディションでの射撃でしたが楽しみました。


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Tさんと久しぶりに・・・・

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昨夜は「グアム遠征射撃合宿」で撮影した動画を編集しようとしたが、パソコンの調子が悪くて何をやっても駄目だった。
あれやこれや試してもどうしても上手くいかないので、「まったく・・・」と呟きながら作業を中断したところへスマホの着信音が鳴る。

出てみると電話の主は昔からの射友で猟友の「Tさん」からだった。
「Tさん」は「M870倶楽部」の最長老なのだが、今年に入ってから体調を崩され、しばらく入院生活を送られていた。

スマホの先から聞こえる声は思いの他元気そうで、「まだ100パーセントまで戻ったとは言えないけど、だいぶ調子が良くなったので、仕事には復帰した・・・」とのことだった。

「Tさん」との久しぶりの会話で、「射撃」や「狩猟」の話題で盛り上がる。

その中で話題は「東京」「神奈川」「千葉」「埼玉」「静岡」「山梨」「群馬」「茨城」の「猟友会」が結集して射撃技術を競い合う、「猟友会」最大のイベント「一都八県親睦RS射撃大会」に触れた。

この大会はあくまでも「猟友会主催」の射撃大会なので、「日ラ」の「公式戦」のように公の記録はなされないが、本選に出場する射手は各県の予選を勝ち抜いた猛者ばかりで、とくに上位入賞者の射撃技術は非常に高い。

昨年の優勝者「Oさん」はじめ、常に大会上位を独占していた「T田さん」「T沢さん」などは「関東RS射撃教室」で共に練習をご一緒した仲だが、彼らの射撃技術は非常に高度且つ、足しげく射場へ通っては日ごろの練習も欠かすことなく、自身の技量に磨きをかけていた。


最近は「日ラ」主催の試合ばかり出ているので、とんと「猟友会系射撃大会」の情報を耳にすることが無くなってしまったが、今年は個人優勝で「誰」が、そして「団体」ではどこの「猟友会」が優勝したのか気になるところだ。

「Tさん」との約40分との長電話の後、動画の編集も諦め帰宅し、先日届いていた「スナイパーライフルエクストリーム2」という本のページを捲ってみた。

実はこの本・・・発刊直後の3年前にも購入したのだが、昨年暮れに読み終えた本を古書店に買い取らせた際、一緒に紛れて出してしまったようで、掲載されていた「スコープ」に関する記事をふと思い出し、改めて読もうと探したものの見つけることが出来ず、仕方が無いので再度購入した。

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明日は久しぶりに「スモールボアライフル」の「射撃練習」へ行く予定を立てている。


ストールグリズリー・・・だけど狩猟には・・・。

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「築地市場」の移転問題で揺れる「東京都」・・・・・・・
事の顛末が最終的にどのような決着を見せるのか「小池新都知事」の腕の見せどころといったところだろうが、恐らくこの問題で戦々恐々としているであろう、都庁のお役人のお偉いさん何人かを生贄にしなければ血税を払い続けている都民の納得は得られないだろう・・・。

「築地市場」といえば僕にとっても思い出深いところで、サラリーマン時代は毎日のように築地市場の前を通り、昼時には市場の中にある食堂でよく食事をした。

なかでもお気に入りだったのが「豊ちゃん」という「オムライス屋」と、名前は忘れてしまったが「カウンター式」の「寿司屋」だった。

「一心太助」ではないが、「火事と喧嘩は江戸の華・・・」と言われるように市場で働く気性の荒い「江戸っ子気質」の「若い衆」が、入り乱れて喧嘩をしているのを目撃したのも一度や二度ではなかった。

食事中、食堂の外から怒鳴り声が聞こえ、表に出てみると若い連中がボコボコと殴り合いをしている。
そんなシーンは痛快といえば痛快だったが、当事者同士はある程度弁えた上での喧嘩のようで、やがて警察官が駆けつけると殴り合っていた者たちはス~っと姿を消した。

市場の中では喧嘩なんて日常茶飯事のことなのだろう、食堂のオヤジさんの話によれば、「喧嘩は築地名物だから・・・」と全く意に介す様子も無かった。

一昨年の暮れに「正月食材」を買うため、久しぶりに市場の中へ足を踏み入れてみたが、外国人の観光客が増えたせいでイメージの一新化を図ったのか、昔のような荒々しい雰囲気は無くなり、何となく穏やかなムードに変わっていた。

今はいろいろ問題になっているけど、そんな思い出深い「築地市場」も最終的には「豊洲」に移転されることになるのだろう・・・・

自分的にはまた一つ「思い出の灯火」が消えるようで一抹の寂しさを感じ得ないが、これも時の流れ、仕方がないことだ。

さて、先日「長瀞」で「ストールグリズリー」の射撃の様子をブログに綴ったところ、それを読んでくれた射友から「どんな感じの銃・・・・?」と質問のメールをもらった。

「ストールグリズリー」は「カスタムライフル」で名高い「ケルブリー社」の作った銃で、「ベンチレスト射撃」で姉妹品の「ストールパンダ」はよく知られているものの、「ストールグリズリー」はどちらかといえば馴染みが薄い「ライフル銃」だ。


まだ、1,000発も撃っていないので「どんな感じ・・・?」と聞かれても、すぐに「こんな感じだよ・・・・」なんて即答も出来ないのだが、今まで撃ってきた「ライフル銃」と比べてみると、重くもなく軽くもなく、けっこう「安定感」もあり撃ちやすい銃と言えるかもしれない。


「300メートル」までの「命中精度」に関しては、正直言って「ストールグリズリー」も「サコー」も「レミントン」もそう変わりはないと思っている。

軽量化のためか、持った感じ「ストック」の厚みが他のライフルより薄いことと、「ポジションシューティング用」の「グローブ」を着けるとかなり滑るので、「日ラ」開催の「ハンティングライフル部門」での使用では「太目のストック」に交換するなど多少の工夫は必要かもしれないが、「弾倉」からの「弾」の「送り」が「サコー」や「レミントン」よりスムーズなので、連射を必要とする「狩猟」には使い易い銃だと思う。

難点といえば「サコー」や「レミントン」より、若干お値段が張ることだろうか・・・。(とは言っても60万円前後で買えると思うが・・・・)

自分的には「猟場」というハードなコンディションの下、銃の傷みは激しいし、精度も300メートルの「依託射撃」で「9~10点圏」に着弾が纏まれば御の字だと考えているから、「狩猟」には高価な銃は必要ないと考える。

実際、僕が今まで「狩猟」で使った「ライフル銃」は「レミントン」から始まり「ブローニング」や「サコー」などの、しかも安価な価格設定の「ライフル」ばかりだった。

まあ・・・予算に余裕があるのなら「自己満足」として高価な銃の使用も良いとは思うけど、「狩猟」に使う銃にそこまでの予算を費やすのであれば、その分「弾代」に回して練習に励む方が、よほど猟果が上がるのでは・・・と思う。

因みに僕が所持している「グリズリー」は「日ラ」の「推薦銃」なので、「狩猟」使うことは出来ないし、「狩猟用途」に変更する気も全く無い。撃ちやすくなるよう工夫を凝らし、あくまでも「射撃」で使い潰すつもりでいる。

「ハンター」への復帰も少しづつ考えるようになった今日この頃・・・・・・
また「狩猟用途」の「ライフル」を所持するとすれば、安価な銃を選択すると思うのだが・・・・・・


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1ヶ月ぶりのスモールボアライフル射撃

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ここのところ、「グアム遠征射撃合宿」を含め、「大口径ライフル」ばかりの射撃でしたが、約1か月ぶりに「千葉市若葉区小間子町」の「千葉県総合スポーツセンター射撃場」へ行き、「スモールボアライフル」の射撃練習を行いました。

いつものように「水曜練習会」の先輩方と一緒です。

今日の練習は「プローン(伏射)」による射撃でしたが、グアムからの帰国以来、「長瀞」での「大口径射撃」に「千葉市民クレー射撃大会」など、連続して撃っていたせいか疲労感から集中力が持続せず「70発」撃ったところで練習を終了しました。

帰路の途中、行きつけの「銃砲店」へ立ち寄り、いつもの常連客と暫しの歓談後、家路に向かいました。


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横着になったリローディング

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昨日50発、そして今夜50発作り、明後日使う弾100発がようやく完成しました。
「弾」が「308win」ということで、「火薬」は「IMR4064」を「42.3gr」、「弾頭」が「SIERRA」の「150gr・HPBT」、「初速」は「2700fps」見当です。

昔は薬量を「0.5gr」毎に変えた弾を10発づつ作り、「気温」や「気圧」まで計測して、その時期、その射場に合った弾のデーターを取ったりしたけど、最近は横着になり、そこまで拘るときりがなくなってしまうということで、射撃については以上のレシピで統一しています。


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三県大口径選手権大会・・・長瀞

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三連休初日の今日、「埼玉県長瀞町」の「埼玉県長瀞射撃場」で開催された「三県大口径選手権大会」に参加しました。
午前5時半に家を出て「外環」経由で「関越道」に入ったのは7時を少し回った頃・・・・・・・

行楽地へ向かう車で「関越道」は大渋滞です。
普段なら「花園インター」まで30分もあれば余裕で着くのですが、今朝は倍以上の時間が掛かってしまいました。
射場に到着したのが、開始時刻である午前9時少し前。

ホッとする間もなく、すぐに準備に取り掛かり射撃開始です。


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第1射群で撃ち終えた僕は、第2射群の射手が撃つ間、「標的交換」のお手伝いです。
昨日より蒸し暑く、汗だくになりながら標的を交換します。


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回収された標的の弾痕を確認し、点数が書き込まれていきます。


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お昼少し前に射撃終了。

順位の発表の後、参加者全員にお弁当と参加賞が配られ、今回の大会は終わりました。
今回の参加賞も「秩父名物」の「梅干し」ですが、これが最高に美味いんですよね。
「おにぎり」に入れても「梅肉和え」にしても絶品なんです。
「変わり者」の僕は「ラーメン」に入れて食べるのが好きなんですが、そういえば昔、「ラーメンに梅干しが~🎶・・・ところがこれが美味かった!」とテレビのコマーシャルなどで宣伝されていた「インスタントラーメン」がありました。
この「梅干し」・・・以前は同射撃場の売店コーナーでお土産として販売されていたので、射撃を終えると必ず買って帰ったのですが、最近は取り扱いを止めてしまったようなので「ネット」で購入しています。

帰路は全く渋滞に巻き込まれることなく、約2時間で帰宅することが出来ました。

来週は「M870倶楽部・・秋の射撃会」のため、再び「長瀞射撃場」です。
参加者の皆さん、一緒に楽しく撃ちましょう。


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(なんとも酸っぱそうだワン!・・・・とプリン)





リローディング

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夕方、若い射友から電話をもらった。
猟期も近付いたので狩猟登録をしようと思っているが、「猟友会」を脱会したいので今期は役所へ直接登録に出向くとのこと・・・・・

「なぜ・・・?」と理由を聞くと、どうも昨年の猟期前に「猟友会主催」の射撃大会に参加したところ、非常に不愉快な思いをさせられ、ベテランを自称する「高齢者ハンター」の横柄な態度に、どうにもこうにも腹の虫が収まらないということだった。

いろいろ話しを聞いていくうちに、彼が名指す「高齢者ハンター」に自分も心当たりがあることを思い出した。

自分の記憶と同一人物であるなら、その「高齢者ハンター氏」・・・・・たしかに他人に対する配慮に欠けているというか、人様に対する態度は良くない。
射友曰く、猟友会の中でも評判は悪いそうだ。

ただ・・・だからと言って、なぜ彼が猟友会を脱会する必要があるのだろうか・・・・。

何とも腑に落ちない話であるが、他県の猟友会であることだし、自分が口を挟むことでもないので、「そうなんだ・・・」とだけ返事をして電話を切った。

そして夕食の後、近く開催する「M870倶楽部・・秋の射撃会」に備えて「弾づくり」をする。
今回の開催は「長瀞射撃場」なので、射撃距離「300メートル」用の「弾」を作った。

レシピは「弾頭」が「シェラ・・150gr・・HPBT」、「火薬」が「IMR4895」の「42.3gr」で「初速」は「2700fps」見当。

ついでに「110gr」の「弾頭」が「30発」残っていたことから、やはり近々行こうかと思っている「千葉県射撃場(古敷谷)」での「100メートル射撃用」も併せて作った。

こちらのレシピは同じく「IMR4895」を「40.3gr」を詰める。
「リローディングマニュアル」では「IMR4895」で「シェラ110gr」の「弾頭」を使用する場合、最下限が「43.1gr」で「2800fps」と記載されているが、以前、「火薬量」をいろいろ変えて撃ってみたところ、自分の銃では「100メートル」の距離で「40.3gr」がドンピシャだったということと、「100メートル」という至近距離の射撃で「2800fps」というスピードは必要ないと思うことから、それ以来、この薬量で通している。


法律では1日に「100発」までしか作ることができないので、今夜のところはこれで終わりです。


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超大型の台風が接近しているので皆さんくれぐれもご注意ください。

スモールボアライフル・・・自主トレ

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台風16号の影響による昨夜の大荒れが嘘のように穏やかなになった今日、「千葉市若葉区小間子町」の「千葉県総合スポーツ射撃場」で「スモールボアライフル」の自主トレーニングを行った。

久しぶりに「ポジションシューティング」の大先輩で名手「スタMasaさん」が来場。

和気あいあいの雰囲気の中、いつもの「水曜練習会」の面々と一緒に練習に励む。

そんな様子をデジカメで写したが、いつもの大ボケが入ってしまい、「SDカード」の装着し忘れから画像が記録せず、ブログにUpすることができない。

画像は無いけど、非常に充実した練習会だったことを記し、本日のブログはこれにて終了なり。


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撃ってみたい「旧日本軍」の銃・・・・・

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先に「グアム島」の「野外射撃場GOSR」で遠征射撃合宿を行ったことは当ブログでも紹介したが、そのせいか以前は全く興味がなかった「軍用銃」に少しづつ関心を持つようになってきた。

前々回は「アメリカ軍」が使用した名銃「コルトガバメントM1911」と悪名高き「ナチスドイツ」の「ルガーP08」を撃ち、今回も「第二次大戦」で「アメリカ軍」によって使われた「M1ガーランド」及び「M1カービン」の射撃を楽しんだ。

「軍用銃」といっても、最近のモノに関してはあまり興味が沸かず、もっぱら関心があるのは「第二次大戦」から、せいぜい「朝鮮戦争」あたりまでの銃なのだが、興味といっても収集癖とか所有したいということではなく、自分に関心があるのは「撃ち味」・・・・つまり撃った際の感じと、「命中精度」に尽きる。

そんな中で自分が今いちばん撃ってみたいと思っているのは「日本軍」によって使われた「軍用銃」で、とくに「長物」は「九九式」、「拳銃」では「十四年式」だ。

「GOSR」のコレクションは「米軍」のモノが多く、「日本軍」の銃は「十四年式拳銃」だけだが、「弾切れ」ということで撃つことが出来なかったが、「アメリカ本土」へ行けば「日本軍」の「軍用銃」のほとんどを撃つことが出来るらしい。

ここ数年以内に「アメリカ」へ行き、「日本の軍用銃」を体験するつもりでいる。


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M870倶楽部・・・秋の射撃会 そしてトラブル発生

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ここ何日「お日様」の顔を見ていないでしょうか・・・・・
これでもか・・・これでもか・・・というように、次から次へとやってくる台風が各地に大きな爪痕を残していきますが、また新たな台風17号が発生したようです。
もうこれ以上、被害を出さぬよう、日本列島から逸れたコースを辿ってもらいたいのですが・・・・・

昨日もどんよりとした曇り空の下、「埼玉県秩父郡長瀞町」にある「埼玉県長瀞総合射撃場」において、「M870倶楽部・秋の射撃会」を開催しました。

午前5時少し過ぎに自宅を出発。
平日なら2時間少々で着く距離にある同射撃場ですが、秋の行楽シーズンということで高速道路の渋滞を見越し、余裕をもって少し早めのに自宅を出ます。

いつものように「湾岸道路」から「首都高」、「外環」を抜け、「関越道」を走って目的地の「長瀞」まで向かったのですが、「首都高」まではスイスイとスムーズに走れたものの、「外環」へ入った途端に渋滞・・・・・・
やはり、自宅を早めに出発したのは正解でした。

途中、ところどころで渋滞にハマりながらも何とか8時少し前に射場へ到着。

射場の「クラブハウス」で「団体利用」の際に書く「利用者名簿」を受け取った後、参加者の皆さんが来場するまでしばらく駐車場から薄雲に覆われた周囲の山々を眺めながら時間をつぶします。



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そうこうしているうちに皆さんが到着し、全員が揃ったところで射場内に荷物を運び込むのですが「クレー射撃」とは異なり、「ライフル射撃」の場合は荷物が多いので、射場の急な階段を上がり降りするだけでも一苦労・・・・
だいぶ涼しくなったとはいえ、荷物を全部運び込む頃には額に汗が出てきます。



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当ブログでも今まで何度も書いていますが、場内に入ってからまずは射場の「使用規則」を読むことにしています。
どこの射撃場でも「使用規則」は必ず掲げられており、射撃を始める前には必ず読むように心がけているので、書かれていることはほとんど覚えているけれど、自分にとって「射撃場」は「道場」という意識でいることから、「武道」の道場で稽古の前に「道場訓」を読むように、まずは何よりも先に「使用規則」や注意を喚起する掲示板などに目を通し、事故や違反を起こさないという意識を自分自身に植え付けています。



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それと、もうひとつ大切なことは「銃」と「弾」の「自己管理」ですね。
どこの射撃場も「監視カメラ」の設置など「セキュリティ」には万全を期していますが、標的の交換やトイレ、食事などで「銃」や「弾」から目を離すときは必ず設置されている「ロッカー」に入れ施錠することが大切です。

「銃や弾を放置した状態」でいるところを、巡回などで訪れた「警察官」などに見つかれば重大な「管理義務違反」とみなされ、即刻、処分の対象になりますから、厳重に注意しなけれまなりません。

また、「射場管理者」の許可を受けない一般人による射場内への立ち入りや見学は「原則禁止」ですが、万一、様子のおかしい者が射場内をうろついているような場合は、入場に際し「管理者」の許可をもらっているか否かを聞くとともに、即「管理者」へ通報しましょう。



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参加者全員が荷物の搬入を終えて準備も整え、いよいよ「射撃会」の開始です。
今回はいつもより参加人数が少なかったことから、途中で交代することなく射座を使えたので、全員が心置きなく射撃に集中できます。



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ここの射撃場で置かれている「セーフティフラグ」・・・・・
「M870倶楽部」でも「事故防止」もために「セーフティフラグ」の使用を奨励し、自作したモノを参加者の方々に差し上げています。

それにしても以前はたくさんあったのに、覗いてみると2本しか残っていません。
他の射手の方とも話したのですが、「利用後はお戻し下さい」と書かれているにもかかわらず、持ち帰ってしまう輩がいるんですよね。

ハッキリ言えば、そういうことは「泥棒」と同じで恥ずべきことだと思います。
射場内には高性能の「監視カメラ」が何箇所も設置されていて、射場内の様子や射手の行動は逐一「録画」されており、誰も見ていないと思ってもしっかり記録されています。



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ようやく皆さんが射撃を開始したので、自分も準備をして射撃を始めようと思ったらトラブル発生・・・

今回は近々参加を予定している試合に備えて「フリーライフル」の「ターナー」を持参したのですが、「フロントサイト」を取り付けようと「螺子」を締めていたら、「ポキリ」・・・・と螺子の頭が折れてしまいました。




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然程、強く締めつけたわけではないのですが、今は亡き「K師匠」から譲り受けたこの「ターナー」・・・・・
「K師匠」と自分を合わせると20年以上も使い続けている年季モノで、その間、ずっと同じ螺子を締めたり緩めたりしたものだから所謂「金属疲労」が起きていたみたいです。

多くのベテラン射手が言っているように、「大口径ライフルは絶対に中古品は持つべきでない・・・・」が実証されてしまった結果です。

せっかく「長瀞」で来て、1発も撃てないのもしゃくだから何とか応急処置の方法がないかと思って「銃砲店」へ電話を入れてみると、「M5の30螺子をホームセンターで買ってきてください・・・」とアドバイスをもらったのですが、時計を見ると時間的にもう無理・・・・・

トホホ・・・・・(T0T)
せっかく夜遅くまで眠い目をこすりながら弾を作ってきたのに1発も撃てないなんて・・・・。




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まあ・・・悔やんでもどうしようもないので気持ちを入れ替え、今回は皆の様子を撮影する「カメラマン」に徹することにしました。


射場の掲示板を見ると「譲ります・・・・」とか「求む・・・」なんてチラシが貼られていて、これを読むのも楽しいです。



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この日、時々買い物をしている「ファー○○・・・セールス」の専務さんがたまたま来ていたり、遠く「富山県」から訪れたという「熊撃ち専門」のハンターの方々と話しが盛り上がったり、たとえ撃てなくても退屈はしません。

あっという間に時間が経ち、今年最後の射撃会も無事終了しました。



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それぞれが銃の手入れを行い、荷物を片付けます。



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全員が片づけを終え、射場を後にし、途中で遅い昼食を摂りながら反省会を行い、本年の「M870倶楽部」の活動は終わりました。
来年は猟期明けの3~4月頃に「春の射撃会」を開催する予定です。

ところで、「リアサイト」を固定する螺子がぶっ飛んだ「ターナー」ですが、前オーナーだった「故K師匠」は、常に「火薬量」をMAXで撃っていたので、螺子だけではなく「銃本体」にもかなり「ガタ」がきているのでは・・・という懸念も頭を過りました。

もし、銃本体にまでガタが及んでいるなら「廃銃」にすれば済むし、師匠の形見であっても満足に使えない銃を所持し続けるわけにはいきません。

但し、昨年「銃身」を交換したばかりで、いま廃銃にするには何となく勿体無い気がしたので、帰路の途中の休憩で立ち寄ったサービスエリアから銃砲店に電話で聞いたら「ターナーは堅固な造りで、全く問題ない・・・」との返事でした。
さらに、以前「ボルト」が閉鎖時に引っ掛かり、それを修理してもらった経緯も話しをしたら、「火薬の詰め過ぎでバックファイヤーを起こしたとしても、エロージョンは薬莢を抑えているボルトに発生するので、機関部の疵は恐らく何かを噛んだことにより生じたもので、現在、開閉がスムーズであるなら使用に何らの問題もない・・・」とのことでもありました。

そんなわけで「廃銃」は先送りし、あと1年くらいは使い続けることにします。


短波ラジオ・・・リローディング作業の退屈しのぎに。

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覚えたての頃はあれほど面白く感じた「リローディング」だけど、最近は単純作業の繰り返しに「あ~あ・・・面倒くさいな」と思うばかり。

集中すれば作業の効率化が図られるなんてよく言われるが、人間の集中力には限界があるようで、それを超えると疲労が蓄積され逆に集中力が欠如してくるのは当たり前のこと。

昔、どこかの会社の繰り返し単純作業を行う部署で「落語 」か何かのテープを「BGM」代わりに流したら、飛躍的に作業効率が向上したという話しを聞いたことがある。

先日もとある「美容院」の「オーナー」と話しをしたが、お店の「スタッフ」各自に好きな音楽の「CD」を持ってこさせ、それを「BGM」で聞きながら仕事をさせるようになったら、スタッフの疲労度が軽減されるようになったとのことだった。(但し、お客さんの耳障りになるような音楽は厳禁・・・)

結局のところ人間は「一点」に集中を継続させるより、適度に神経を別の場所へ移行させるほうが疲労感も少ないし、結果としていい仕事ができるのであろう。

そんなわけで、「面倒くさいな・・・」という気持ちを紛らわせるために、何年も前から「小型ラジオ」から流れる番組を「イヤホン」で聞きながら作業しているのだが、先日「弾作り」をしていたときにフッと思い出したことがあった。

それは今から数十年前の自分がまだ十代だったころ、近所に住んでいた大学の工学部へ通う学生から、手作りの「短波ラジオ」をもらった。

そのラジオ・・・プラスチックの菓子の空き箱を利用して作ったモノで、真ん中を四角く刳り抜き、アクリルボードで覆い、その中には細かく書かれた「手書きの周波数表」が貼りつけられていて、そこにジャックを差し込むと海外のラジオ放送を聞くことができるという優れものだった。

おそらく「パーツ」は「アキバ」などで売られているモノの寄せ集めだったのだろうが、5メートルくらいの銅線のアンテナを壁に貼り付けると、「将軍様」のお国や「爆買い民族」のお国によるラジオ番組を聞くことが出来たし、時々ではあったが電波の状況が良い深夜などでは「ロシア(当時のソ連)」からと思われるような電波も受信することが出来た。

とくに興味深かったのが「将軍様のお国」から発せられた「日本語放送」で、たぶん「在日」の人たち向けと国の宣伝のために放送していたんだと思うけど、当時の「将軍様」を名指しするとき、「偉大なる金○成主席は・・・」と必ず「偉大なる・・・」という首尾が付けられていたことに「独裁者国家」の実情を垣間見る気がした。

また、日本語放送ではなかったが、わけのわからない「数字」のような「朝鮮語」を流していたこともあったので、頻繁に「日本人拉致」を繰り返していた時代だったから、もしかすると「日本」や「韓国」などに潜入している「工作員」に対する「暗号」だったのかもしれない。

お手製の「短波ラジオ」では分断されている「南」と「北」の両国の電波を受信することが出来たが、言葉が分からなくても、流れてくるラジオ放送の雰囲気に両国の「明」と「暗」を感じるたものだった。

そんなことを思い出し、何気なく「短波ラジオ」を「アマゾン」で探してみたら安価で売られていたので購入したのが下の画像。

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「爆買い民族」の国の品なのでちゃっちいが、自由に受信周波数を設定でき日本のラジオ番組を聞いてみるとけっこう感度は良好だ。
早速、ネットで「海外」の「周波数」を調べて合わせてみたら・・・・聞こえた・・・。

スピーカーから聞こえる声は「○○スミダ」という発していたので、間違いなく「韓国」または「将軍様のお国」からの電波だとは思うが今のところどちらかは分からない。

ただ・・・流れる音楽やアナウンサーの話し方に何となく「堅さ」を感じたので、もしかすると「北」の「将軍様」のお国の放送かもしれない。


まあ・・そんなわけで「リローディング作業」の退屈さを少しでも紛らわせるために購入した「短波ラジオ」なので、使いこなして新たな楽しさを発見しようと考えている。




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