グアム遠征2日目・・・・朝目覚めてカーテンを開けると今朝も青空が広がっています。
カメラ片手にベランダへ出ると、ムア~ッというもの凄い湿気で、瞬時にしてレンズが曇ってしまいました。
温暖な気候と周囲が海に囲まれていることに加え、この時期のグァム島は雨期を迎えているので、湿度の高さは半端ではありません。
不快指数120パーセント異常でしょうか・・・・すぐに体がベタついてきます。
今日から「野外シューティングランジ・・・GOSR」で思いっきり射撃を楽しみます。
午前9時、約束どおり「GOSR」のスタッフ「カルロスさん」がホテルまで車で迎えに来てくれました。
「沖縄出身」で、お母さんが日本人だという「カルロスさん」・・・・・・
彼は「GOSR」の「インストラクター」兼「ドライバー」で「日本語」はペラペラ、気さくで明るい性格はどのお客さんからも好かれます。
(GOSRの専属インストラクター「カルロスさん」)
早速、車に乗り込み「GOSR」へ向かいます。
ホテルから「GOSR」までは約40~50分」といったところでしょうか・・・・・・
「カルロスさん」の軽快なトークで退屈することもなく射場を目指す途中、急に車を停めた彼が「あれ見て!ディズニーランドのジャングルクルーズみたいでしょう」と指差したのが下の画像・・・・・
ジャングルの中を流れる川の景色は、まさに「ジャングルクルーズ」といった感じです。
再び車を走らせ、途中にあるガソリンスタンドに併設されているコンビニで食料を仕入れます。
日本の射撃場のほとんどがそうであるように、「GOSR」も郊外にあることから昼食は途中で仕入れなければなりません。
「スタMasaさん」と「Odaさん」によれば可愛い「オネエちゃん」の店員がいるということだったので、心ルンルンで店に入ると、レジに座っていたのは「オネエちゃん」ではなく「オバさん」でした・・・・・(ToT)
食料と飲み物を買って、いよいよ「GOSR」到着。
コンテナを改造して作った「GOSA」のクラブハウス・・・・・・
何とも味があっていいですね。
中に入ると所狭しと並べられた沢山の「銃」が目に飛び込みます。
画像の銃はすべて実物。
エアソフトガンやモデルガンなどの「オモチャ」ではありません。
日本のガンマニアが見たら、涎が出てくるのではないでしょうか。
下は、「GOSR」の「オーナー」で「スーさん」こと、日本人の「鈴木社長」です。
「鈴木社長」は、20年ほど前に日本から「グアム」へ渡り、「GOSR」を開きました。
非常に気さくな良い方で、いつも笑顔を絶やしませんが、開業当初は大変ご苦労されたようです。
(GOSRのオーナーで「スーさん」こと「鈴木社長」)
「GOSR」の利用システムは、まず「予約」が必要になります。
「電話予約」も可能ですが、「ネット予約」のほうが間違いありません。
その際、必ず同社のHPから「誓約書」をダウンロードし、記入して持参してください。万一、「誓約書」を持参していない場合は、クラブハウスでの受付時にサインして提出します。
尚、ひとり単独で訪れる場合は「親族」などによる「承諾書」が必要になりますので、ご注意ください。
「GOSR」では数百丁の銃が在庫されており、初心者や銃の知識が無い方には、どんな銃を選び、どれくらいの弾を撃てばよいのか迷われてしまうと思います。
そんなお客さんのために、様々な「コースメニュー」が用意されていますので、事前にHPを閲覧して事前にコースを選択されていくことをお勧めします。(現地でスタッフに説明してもらうことも可能です)
コースの料金は「60~1400ドル」まで各種ありますが、我々が一日遊んでも「300~500ドル」くらいで収まるので、「200~300ドル」のコースであるなら、十分に楽しめるのではないでしょうか。
もちろん、撃ち足りなければ追加も可能です。
手続きを終えたら、備え付けの「イヤープロテクター(耳栓)」と「ゴーグル(目を保護するメガネ)」を借り、スタッフの指示に従い射場内へ移動します。
「GOSA」の実射場は、標的までの距離が「5メートル」くらいから、最長「90メートル」まであり、自分の好きな距離に設置されている標的を撃つことができます。
「ライフル銃」などの所謂「長モノ」は別にして、「ピストル(拳銃)」は中るのがなかなか難しいので、最初は最短の「5メートル」くらいから始め、慣れてきたら徐々に遠くの標的を撃つようにしたほうが面白いです。
標的の種類も普通の「紙的」から、「ペットボトル」、「コンクリートブロック」などがあり、別料金によるオプションにはなりますが、火の横に置いた「携帯ガスボンベ」を「ショットガン」で撃って爆発させたり、車の「ナンバープレート」を撃って穴を開け、それを記念品として持ち帰ることが出来るメニューも取り揃えています。
(標的までの距離は5~90メートル。様々な標的を撃って楽しめる)
前述のように「インストラクター」の「カルロスさん」は「沖縄出身」だから日本語の会話は問題ありません。
「GOSR」を訪れた際、分からないことや質問があれば、「カルロスさん」か「鈴木社長」にお聞きいただければと思います。
(沖縄出身のカルロスさん・・日本語の会話は完璧です)
射場内に移動したら、まず「インストラクター」から「銃の扱い方」についてレクチャーを受けます。
初めての方にも親切に説明してくれます。
さて、今回「GOSR」を訪ねてみると、2匹の「可愛い新スタッフ」が出迎えてくれました。
この子たちは「鈴木社長」が連れてきた「雑種犬」で、どちらも人懐っこく、とくに茶色の小さな子のほうは、近寄ると尻尾を振りながらお腹を見せたり、「ほふく前進」を見せてくれたりします。
「GOSR」に行かれたら、この子たちもぜひ可愛がってあげてください。
射場に入りまず見る者の目を圧倒させるのが、「大型セミオート式・・対物狙撃用ライフル」の「バレット(下の画像)」です。
「口径・12.7mm」、「初速・2800fps」、「有効射程距離・2,000メートル以上」という凄まじい威力を誇るライフル銃で、「対物狙撃用」とされるだけあって、「対人」はもとより、飛行中の「ヘリコプター」や「装甲車」などにも有効な「狙撃用ライフル」です。
「湾岸戦争」で「アメリカ軍」に正式採用され、以後、世界各国の軍隊でも使われています。
弾は1発「20ドル」と少々お高めですが、せっかくグアムまで行かれたのなら、話のネタに1度は撃ってみていかがでしょうか・・・・。
(大型セミオート式・・対物狙撃用ライフル・・バレット)
一通りの手続きが済むと、選んだ銃をショーケースから取り出してスタッフが運んできてくれます。
先にも書いたように、これらの銃はオモチャではなく、全て本物なので、銃に触れたことがない人は心臓がドキドキするのではないでしょうか。
実射を前に「スタMasaさん」も「Odaさん」も気合が入っています。
日本国内では射撃の名手のお二人ですが、やはり遥々グアムまでやってきて、しかも日本では目にすることも出来ない銃を撃つのですから、いやでも気合が満ち溢れます。
(スタMasaさん)
(Odaさん)
気合が最高潮に達したところで、「弾倉」へ「弾」の装填開始。
「GOSR」では原則「弾の装填」をお客さんがやることになっています。
但し、けっこう指の力が必要なので、力が弱い女性などはインストラクターが手伝ってくれます。
我々が「弾倉」へ弾を入れている間に、射場スタッフが射座の台まで撃つ銃を運んでくれました。
まず、3人が最初に撃つのは「オートマチック式」の「拳銃ですね。
・・・・・・ということで、明日からはいよいよ「実射」のレポートを綴っていきます。
乞うご期待!
(つづく)